ハウス内環境のモニタリング、作業実績、販売実績を記録することにより、栽培マニュアルを作成し、品質の向上、収量の確保、作業の効率化を図ります。
各ハウスに設置された、温度・湿度・CO2センサーです。
現在は、4棟のハウスに上記の環境センサーを設置し、ハウス内の環境を遠隔地から24時間監視しています。
また、機械室の屋上には気象センサーを設置しています。
この他にも、 「加温機」「電照LED」を一部のハウスに導入し、環境モニタリング設備と合わせて運用しています。
光合成促進装置

実証実験結果から光合成促進装置によりいちごの収穫量が向上する事が分かっていますが、北栄ドリーム農場では毎年実証実験・生育調査を行い、光合成促進装置の最適な施用方法、それに合せた肥料濃度の最適化を進めています。
光合成促進装置を設置したハウスでは肥料の吸収が強まります。無施用のハウスと比較して適切に肥料濃度を上げる事で「なり疲れ」等を防ぐ事が出来る事も分かってきました。
これらの実験・調査の結果、現在の施用方法で収穫量が15%~20%またはそれ以上向上しました。これにより販売金額も増え、当社の収益に貢献しています。
ドリーム農場には25棟のいちご栽培用ハウスがありますが、2021年までに13棟への導入が完了しております。調査の結果が良好である事を受け、2022年に追加で9機を導入し、合計22棟が導入済みとなる予定です
実証実験データ(イメージ)

Akisai(秋彩)
なお計測したデータは、Akisaiというシステムを活用して運用しています。
以下はAkisaiでの運用イメージです。
運用イメージ1
運用イメージ2